「小さなお葬式」は本当に安いのか?
「小さなお葬式」の満足度は高いのか?
「小さなお葬式」にはどのような料金プランがあるのか?
この記事では、TV CMなどでもおなじみになった「小さなお葬式」について、調べてみました。
目次
小さなお葬式の安さの秘密
小さなお葬式は全国対応の葬儀社ですが、大阪に本社を置くユニクエストが運営しています。小さなお葬式は集客を担当しており、依頼を受け実際に葬儀を行うのは各地の提携葬儀社です。
2社を介しているので、普通ならばその分高くなるのではないか?と考えがちですが、小さなお葬式の葬儀プランでは必要最小限でないものを一切排除したプランになっています。また、提携先の葬儀社にとっては宣伝広告費を負担することなく、売上が可能となっています。小さなお葬式にとっても、提携葬儀社にとってもWin-Winな取引となっています。
まず、用意されている葬儀プラン自体が家族や身内で行う小規模なものを想定しています。身内だけで行う葬儀に豪華な祭壇や供花などは必ずしも必要ではありません。そのような削れる部分を削って低価格の葬儀を実現しています。
同様の葬儀会社として、「イオンのお葬式」、「よりそうのお葬式」などがあります。
両社と徹底比較した記事もありますので、あわせてお読みください。
葬儀実績累計44万件、全国に式場数4,000ヶ所以上の業界大手葬儀社に成長
小さなお葬式は低価格セットプランで急成長を続け、今では葬儀実績累計44万件※1となっています。これは葬儀業界でもトップクラスの多さとなっています。小さなお葬式を利用した人の評価も高く、96%が高い評価※2をしており、また全体の葬儀施工数のうち、約30%は紹介やリピーターとなっています。
小さなお葬式は全国4,000ヶ所の斎場を利用することが可能なので、全都道府県での葬儀に対応しています。また、互助会やさがみ典礼などを運営する葬儀業界大手のアルファクラブ・グループであるため、非常に充実した設備を持つアルファクラブ・グループ自社斎場も小さなお葬式で利用することが可能となっています。
小さなお葬式のあとに続くように同じようなビジネスモデルを展開する葬儀社もありますが、実績数と斎場の量と質は小さなお葬式の大きな優位点と言えるでしょう。
※1 業界No.1:2022年における葬儀受注件数に関する調査(2023年2月 TPCマーケティング・リサーチ調べ)
※2 2022年度 ご利用アンケート(回答数53747件) 2023年4月 ユニクエスト調べ
小さな御葬式の費用は?シンプルで明朗な料金プラン
小さなお葬式のプランには、下記の5つのプランがあります
- 小さなお別れ葬プラン:仏具なしで費用が最低限となる直葬
- 小さな火葬式プラン:仏具あり。通夜・告別式を行わない直葬
- 小さな一日葬プラン:通夜を行わない一日葬
- 小さな家族葬プラン:通夜・告別式を行う家族中心の家族葬
- 小さな一般葬プラン:30名〜100名までのお葬式:日程も参列者数も一般的な葬儀
価格(税込) | 寺院手配 (オプション) |
|
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小さなお別れ葬 | 86,900円 | – |
小さな火葬式 | 174,900円 | 80,000円 |
小さな一日葬 | 328,900円 | 110,000円 |
小さな家族葬 | 438,900円 | 200,000円 |
小さな一般葬 | 658,900円 | 200,000円 |
※価格は税込表示。資料請求など割引価格適用後表示
※火葬料金が別途かかります
なお、葬儀プランだけでなく、付き合いのある寺のない人に向けて、寺院手配サービス「てらくる」も行っています。もちろん、付き合いのあるお寺がある人や、そもそもお坊さんを呼ばない人は利用する必要はありません。
また、上記金額には火葬料金は含まれておらずお客様負担となります。目安として、地域・自治体によって火葬料金が異なりますが、市民料金として無料~60,000円程度かかります。
資料請求で無条件に55,000円割引も!
小さなお葬式は従来の葬儀と比べて格安です。しかし、この料金からさらに割引が可能になる2つの方法があります。
ひとつは「無料の資料請求」です。それによって、各葬儀プランを無条件に55,000円引きしてもらえます。
送付されてくる無料資料では、
- お葬式のパンフレット
- 「喪主が必ず読む本」
- ご希望地域の葬儀場情報
などが同封されています。
資料請求しても以後、ダイレクトメールが定期的に届けられるといったことはありません。
各葬儀プランを詳細にチェック!
上記で説明させていただいたように小さなお葬式には5つのセットプランがあります。
それらのプランを詳細に見ていきます。
小さな火葬式とは
「小さな火葬式」は通夜式・告別式などの儀式を行わず、火葬のみを行うシンプルなプランです。
祭壇を飾らず参列者も招かないので、葬儀にかかる費用を抑えることができ、経済的にも負担がかからないことを売りにしています。
小さな火葬式は次のような方に選ばれています。
・葬儀費用をできるだけ抑えたい
・親族も故人も高齢なので家族のみでお見送りしたい
・火葬のみでも、お坊さんには供養してもらいたい(オプション料金が必要です)
料金は229,900円ですが、事前相談・資料請求割引を使用すると174,900円になります。
小さなお別れ葬とは
「小さな火葬式」と同様に、通夜式・告別式などの儀式を行わず、火葬のみを行うシンプルなプランです。
「小さな火葬式」から、無宗教者向けに仏具等を省いた最安プランです。
具体的には、仏衣一式、枕飾り、自宅飾り、白木位牌が省かれます。
また、安置方法もお預かり安置のみのため、対面不可となっており、対面してお別れする時間は火葬場に集まった数分のみになることに注意が必要です。(対面してしっかりお別れしたい方は「小さな火葬式」を選ぶ必要があります。)
小さなお別れ葬は次のような方に選ばれています。
・とにかく費用を抑えたい
・できるだけ簡素にお葬式を行いたい
・無宗教のため、お坊さんを手配する予定がない
価格は通常価格で141,900円。事前相談・資料請求の割引価格適用で86,900円になります。
小さな一日葬とは
「小さな一日葬」は通夜式を行わず、告別式から火葬までを1日で行うプランです。
「小さな一日葬」は次のような方に選ばれています。
・火葬のみではしのびない、もう少しゆっくりお別れしたい。
・費用も時間も抑えつつ式を行いたい。
・従来の形式にとらわれず、親しい人とお見送りしたい。
通常料金は383,900円。事前相談・資料請求の割引価格適用で328,900円になります。
小さな家族葬とは
「小さな家族葬」は家族中心で通夜式・告別式を行う”家族葬”プランです。
10名程度を想定しています。
「小さな家族葬」は次のような方に選ばれています。
・一般的な葬儀を、小規模かつ費用も抑えて行いたい
・遺族だけでなく親族や親しい方々とゆっくりお見送りしたい
・故人が高齢だったため、知らせる方が少ない
通常料金は493,900円。事前相談・資料請求の割引価格適用で438,900円になります。
小さな一般葬とは
「小さな一般葬」は参列者を多く招いて通夜式・告別式を行うプランです。
仕事関係や近所の方など、参列者を多く招く場合に必要な物品・サービスが含まれています。
30名以上を想定しています。
「小さな一般葬」は次のような方に選ばれています。
・故人は親族・知人が多く、家族以外も参列される
・故人を見送るに相応しい立派な葬儀を行いたい
・儀礼を重んじた進行をする、なじみ深い形式で送りたい
通常料金は713,900円。事前相談・資料請求の割引価格適用で658,900円になります。
小さなお葬式の口コミ・評判
気になるのは実際の口コミや評判です。
お客様満足度96%を達成
「小さなお葬式」は2009年4月から2023年3月の間に利用された方を対象にご利用アンケートを取っています。回答数が53,747件あり、「満足した」という回答が96%を得たと公表しています。
これは素晴らしい数字です。
そして、それらの回答の内容をすべてホームページに掲載しています。
小さなお葬式は「よりご満足いただけるサービスを目指して」次の点を挙げています。
- 小さなお葬式独自の、厳しい基準をクリアしたスタッフが施行にあたります。
- 24時間365日、研修を受けた葬儀専門相談員が在籍しております。
- お客様アンケートを元に、常にサービス・品質の改善を行っております。
そして、ホームページには下記のように多数のお客様のインタビューも掲載しています。
不正な請求に対する返金保証
小さなお葬式は、提携葬儀社のチェック体制を徹底しています。
かつては追加費用を取られたという口コミも見ることができました。
そこで、小さなお葬式から受注した葬儀では、プラン変更をする場合は小さなお葬式に対して、「葬儀の施主がプラン変更に同意したこと」を報告する義務を設けるようになりました。
したがって、葬儀社が勝手に遺族の同意なしにオプションの追加やプラン変更することはできません。
「チェック体制」と「報告義務」の内容は次の通りです。
- プラン変更をする場合は、葬儀の施主が同意したことを報告することを提携葬儀社に義務付ける
- 専門の審査部門が見積り段階で内容を細かくチェックする
- 万が一、見積りに高額な請求や不要なサービスが発覚した場合は返金保証する
小さなお葬式は万が一、不当な請求があった場合にはその差額を返金するサービスがあります。
お客様が納得して申し込まれたものは対象ではありませんが、それ以外の追加品目については、規定金額を超える請求で合った場合は、その差額を返金してもらえます。(葬儀の施行から1週間以内になります。)
こうした取り組みがお客様満足度96%につながっているのではないでしょうか?
口コミサイトの口コミ・評価は?
一方で、口コミサイトの口コミ・評価はどうなっているのでしょうか?
例えば、「みん評」では、2023年9月25日時点で、191件の口コミが集まっており、★3.35の評価になっています。
また、「葬儀の口コミ」では221件の口コミが集まっており、★3.54の評価になっています。
★3.35や3.54という数字であれば、★5の評価もあれば、★1の評価もあります。
中には辛辣な口コミも寄せられています。
小さなお葬式が発表している顧客満足度96%とはかけ離れた内容も散見します。
実際の評価はどうなのか?
一体どちらの内容が正しいのでしょうか?
今の御時世に大手企業が偽った内容を発表・掲載することは考えられにくいです。
一方で、口コミサイトは基本的に誰でも投稿できるため、ライバル会社が嫌がらせに悪い評価を投稿することも可能です。(逆に自作自演でよい評価を付けることも可能です。)
では、全部がいい加減な投稿内容かと言えば、それも正しくなく、中には本当の情報もそれなりの数があるはずです。
よって、ネット上だけの口コミで判断をするのは難しいというのが正直なところです。
問い合わせをする際に「ネットの口コミでこのような表記があったが、それは本当なのか?」ということを確認し、納得行く回答が得られれば依頼するのも一つの方法かと思います。
小さなお葬式の仏壇・位牌通販サイト「recole(レコレ)」
小さなお葬式には仏壇や位牌を販売する通販サービスがあります。
そのサービス名は「recole(レコレ)」です。
ホームページはこちら:https://recole.osohshiki.jp/
お葬式の後に必要になってくるのが、仏壇や位牌です。
仏壇は特に用意する時期は決められていませんが、一般的に四十九日までには用意しておくものとされています。
位牌は四十九日に「仮位牌」から「本位牌」へと切り替わります。
しかし、葬儀の後処理や様々な手続きなどを抱え、さらに四十九日法要の準備もしている時期は、仏壇や本位牌をじっくりと探している時間は実際にはあまりありません。
そこで小さなお葬式では、仏壇と位牌の販売サービス「recole(レコレ)」を提供しています。
お仏壇は4つのカテゴリーから
お仏壇は、次の4つのカテゴリーから選ぶことができます。
- ステージ型仏壇
- モダン仏壇
- 唐木調仏壇
- デザイン仏壇
価格は160万円台の本格仕様のものから、安いものでは、3万円で購入できるシンプルタイプまでさまざまです。
小さなお葬式を利用したことがある方は表示価格から最大50,000円割引になりますので、小さなお葬式で葬儀をあげる方には特にお勧めです。
位牌・過去帳は文字入れが無料
お葬式に使う白木の位牌は「仮位牌」と呼ばれるものになります。
それを四十九日法要では黒塗りの「本位牌」と入れ替える必要があります。
なお一般的には、位牌代の他に「位牌に掘る文字」にも費用がかかります。「recole(レコレ)」でも同様で、文字入れは4,000円で入れてもらえます。
recoreが取り扱う位牌には、次の種類があります。
- オリジナル位牌
- モダン位牌
- 塗位牌
- 唐木位牌
値段は高いもので、5万円台後半の本格仕様のものから、お手頃なものでは1万円程度でご購入いただけます。
その他、通販サイトrecore(レコレ)では、手元供養品、仏像・仏具なども、とり扱っています。
開眼法要は小さなお葬式のお坊さん派遣サービス「てらくる」が便利
仏壇も位牌も、お墓と同じくお寺に開眼法要を行ってもらう必要があります。
お世話になっている寺がない場合は、小さなお葬式の寺院手配「てらくる」が便利です。
開眼法要の寺院手配は一律5万円です。
詳しくはこちらをご覧ください。
お坊さんの紹介なら「てらくる」 – 小さなお葬式の寺院手配とは小さなお葬式の海洋散骨サービス、手元供養、永代供養
小さなお葬式では、海洋散骨サービス、手元供養、永代供養のサービスも行っています。
小さなお葬式の海洋散骨サービス
最近では通常のお墓だけではなく、自然に遺灰を返す海洋散骨を希望する人も増えてきています。
小さなお葬式は「OHAKO(おはこ)」とういう海洋散骨サービスを行っており、お葬式や寺院派遣と同じく定額・追加料金不要を掲げています。
価格は総額5,5000円(税込)です。
小さなお葬式の海洋散骨は遺族自らの手で散骨を行うのではなく、スタッフが家族に代わって散骨を行う委託散骨という形をとっています。
一般的な散骨だと、散骨が可能な港にまで足を運びます。しかし、天候が悪い日や波が高い日には出港できないこともあります。思った以上に家族自身で散骨を行うのは、手間や費用がかかることもあり、大変です。
また、散骨業者の選び方にも注意が必要です。一見、安い散骨プランに思えても、遺骨の洗骨や粉骨作業が有料で思わぬ高額になるケースもあります。
その点、「小さなお葬式」の海洋散骨サービスは定額であり、次の点で安心です。
小さなお葬式の海洋散骨は一般的な海洋散骨と同じように、献酒・献水・献花などを行う厳粛なセレモニーであり、写真撮影や散骨場所の座標を記した散骨証明書などが送られます。
その他にも、小さなお葬式の海洋散骨ならではのメリットもあります。
- 総額55,000円の追加料金一切不要なので、天候や海の状況が悪くて延期になっても追加費用無しで散骨が行える
- 運営母体は小さなお葬式で安心
- 洗骨や粉骨作業もプランに含まれている
- 全国10箇所の海洋散骨に対応している
小さなお葬式の自宅・手元供養
海洋散骨を行う上で、「果たして故人の遺灰をすべて海に撒いてしまってもいいのだろうか」という不安があると思います。
手を合わせる対象がなくなるというのは、ためらいがあるものです。
そして実際に、散骨をするほとんど人は全部散骨ではなく「一部散骨」としています。
そこで小さなお葬式は、故人の遺灰をミニ骨壷やカプセルタイプのペンダントに収容して、故人をいつも身近に感じることのできる自宅・手元供養をサービス提供しています。
モダンスタイルのミニ骨壷か、いつでも身につけられるカプセルタイプのペンダントの2種類から選ぶことができます。
小さなお葬式の永代供養
近年では、お寺などがお墓の維持管理をし、一定期間の供養も行う永代供養墓が注目を集めています。
- お墓の継承者が一人もいない
- 遠方にいるため管理が難しい
- 都市部にいる子供がお墓参りしやすい場所にしたい
- 子供にお墓の維持管理の重荷を負わせたくない
などの理由から特に人気を集めています。
小さなお葬式の永代供養の特徴は以下のとおりです。
- 総額55,000円の追加費用一切不要 (他社ではよくある年間管理費なども不要です)
- 宗旨宗派不問
- お骨の預かり時、納骨時に法要を行ってもらえる
- 追加費用で1年間は遺骨を個別に安置可能なので、気が変わったら合葬を取りやめることも可能である
一般的に、永代供養墓は個別安置や年間管理費、寄付金などの費用がかかることがあります。しかし、小さなお葬式の永代供養は総額55,000円で追加費用が一切不要です。
永代供養の中には遺骨を別々に安置する「個人墓」のような形式と、遺骨を一緒にする「合葬形式」がありますが、小さなお葬式は基本的には後者の「合葬形式」を取っているため安く抑えられます。
とはいえ、合葬形式の永代供養は一旦遺骨を合祀してしまった場合、遺骨を返してもらうことはできなくなることがひとつのハードルとなっていました。
そこで、小さなお葬式の永代供養は追加費用を15,000円支払うことで1年間は遺骨を個別安置する期間を設けています。遺族は1年間、合葬するかどうかについて考える猶予がもてます。
小さなお葬式の永代供養はすべてお墓参りが可能な寺院を紹介しています。また、寺院が行う合同供養にも参列可能です。費用は最初に支払った55,000円に含まれているので、お布施などは不要です。
まとめ
では、最後にまとめです。
- 小さなお葬式は格安なセットプランで葬儀が行える
- 最大手アルファクラブグループの自社斎場も利用できる
- 万が一、不当な追加料金が発生した場合は返金サービスもある
- 葬儀後も仏壇・位牌の販売、海洋散骨や永代供養、寺院手配サービス「てらくる」など定額追加料金なしのサービスがある
いかがでしたでしょうか。小さなお葬式はこれまでの常識にこだわらず、時代のニーズに即したサービスを提供し、低価格高品質という葬儀の常識を打ち破るビジネスモデルで葬儀受注件数6年連続No.1と評価を受けています。
「家族だけで静かに最期を過ごしたい」「お葬式の費用が心配」という方に特に小さなお葬式をおすすめします。
情報の内容を細心の注意を払っていますが、その内容を保証するものではありません。
情報は本記事執筆時のものです。