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七回忌の香典の金額相場|続柄別の一覧表と渡し方のマナー
七回忌は故人が亡くなってから満6年目に行われる年忌法要です。三回忌までと比べると規模は小さくなりますが、香典は持参するのがマナーです。
この記事では、七回忌の香典の金額相場を続柄別に一覧表で解説し、表書きの書き方、服装、お供え物の選び方、欠席する場合の対応まで詳しく紹介します。
七回忌とは?三回忌との違い
七回忌は、故人の死後満6年目の命日に行う法要です。「七回忌」という名前ですが、亡くなった年を1年目と数えるため、実際には6年後になります。
三回忌(満2年)までは比較的大きな規模で行われますが、七回忌からは規模が縮小されるのが一般的です。参列者も近しい親族のみに限られることが多く、法要の雰囲気もやや落ち着いたものになります。
| 項目 | 三回忌 | 七回忌 |
|---|---|---|
| 時期 | 満2年目 | 満6年目 |
| 規模 | 親族・友人を招くことが多い | 近しい親族のみが一般的 |
| 服装 | 準喪服が基本 | 略喪服(平服)でOK |
| 会食 | 行うことが多い | 行わないことも多い |
七回忌の香典の金額相場【続柄別一覧表】
七回忌の香典金額は、故人との関係性(続柄)によって異なります。三回忌と比べると、同額かやや低めの金額が一般的です。以下の表を目安にしてください。
| 故人との続柄 | 金額相場 | 備考 |
|---|---|---|
| 祖父母 | 5,000円〜10,000円 | 会食ありなら10,000円 |
| 父母 | 10,000円〜30,000円 | 施主でなければ包む |
| 兄弟姉妹 | 10,000円〜30,000円 | 同居・別居で変動 |
| おじ・おば | 5,000円〜10,000円 | 付き合いの深さで判断 |
| 友人・知人 | 3,000円〜10,000円 | 七回忌に招かれるのは稀 |
| 会社関係 | 3,000円〜10,000円 | 部署一同で出す場合も |
会食(お斎)がある場合は、食事代として5,000円〜10,000円を上乗せするのがマナーです。包む金額は「4」「9」のつく数字を避け、奇数の金額にしましょう。
七回忌の香典袋の書き方
表書き
七回忌の香典袋の表書きは「御仏前」(ごぶつぜん)と書きます。四十九日以降の法要ではすべて「御仏前」を使用します。「御霊前」は通夜・葬儀(四十九日前)に使うものなので注意してください。
| 宗派 | 表書き |
|---|---|
| 仏教全般 | 御仏前・御佛前 |
| 浄土真宗 | 御仏前 |
| 神道 | 御玉串料・御榊料 |
名前の書き方
表書きの下段中央にフルネームを書きます。夫婦連名の場合は、夫の名前をフルネームで書き、その左側に妻の名前のみを書きます。墨は薄墨ではなく、通常の濃い墨(黒墨)を使います。四十九日以降は濃い墨が正式です。
香典袋の選び方
七回忌では、黒白または双銀の結び切りの水引がついた不祝儀袋を選びます。金額が10,000円以下であれば、水引が印刷された簡易的な袋で構いません。10,000円以上を包む場合は、水引が実際についている袋を選びましょう。
七回忌の服装
七回忌の服装は「略喪服(平服)」で問題ありません。三回忌までは準喪服が基本ですが、七回忌以降は施主から「平服でお越しください」と案内されることが一般的です。
| 対象 | 服装の目安 |
|---|---|
| 男性 | ダークスーツ(黒・紺・濃灰)、白シャツ、黒ネクタイ |
| 女性 | 黒・紺・濃灰のワンピースまたはアンサンブル |
| 子ども | 制服がある場合は制服、なければ落ち着いた色の服 |
「平服」は普段着という意味ではありません。カジュアルすぎる服装や派手な色柄は避けましょう。アクセサリーは結婚指輪とパールのネックレス程度にとどめるのがマナーです。
七回忌のお供え物の選び方
七回忌に参列する際は、香典のほかにお供え物を持参することがあります。お供え物を持参するかどうかは地域や親族の慣習によりますが、持参する場合は以下のものが定番です。
定番のお供え物
- お菓子:個包装の和菓子・洋菓子が便利。日持ちするものを選ぶ
- 果物:季節の果物の盛り合わせ。丸い形のものが好まれる
- お花:白を基調としたアレンジメント。七回忌では淡い色も可
- 線香・ろうそく:実用的で喜ばれる。進物用の上質なものを選ぶ
金額の目安は3,000円〜5,000円程度です。のし紙は「御供」と書き、結び切りの水引を使います。
七回忌に欠席する場合の対応
やむを得ず七回忌に出席できない場合は、以下の手順で対応しましょう。
1. 早めに施主へ連絡する
案内状が届いたら、できるだけ早く欠席の旨を施主に伝えます。電話で直接伝えるのが丁寧ですが、施主が忙しい場合はメールやLINEでも構いません。欠席の理由は簡潔に伝え、お詫びの言葉を添えましょう。
2. 香典を現金書留で送る
欠席する場合でも香典は送るのがマナーです。法要の前日までに届くよう、現金書留で郵送します。香典袋に入れた状態で現金書留の封筒に入れ、お詫びの手紙を同封しましょう。
3. お供え物を送る
香典とは別に、お供え物を送ることもあります。法要の前日までに届くよう手配します。生花の場合は花屋から直送してもらうと便利です。
よくある質問(FAQ)
Q. 七回忌の香典に新札を使ってもよいですか?
法要の香典には新札を使っても問題ありません。通夜や葬儀では「不幸を予期して準備していた」と受け取られるため新札を避けますが、法要は事前に日程がわかっているため、新札でもマナー違反にはなりません。
Q. 七回忌の香典は夫婦で出席する場合いくらですか?
夫婦で出席する場合は、1人分の相場の1.5〜2倍が目安です。例えば1人で10,000円が相場の続柄なら、夫婦で20,000円を包みます。ただし「2」は割り切れる数字のため、気になる場合は30,000円にしてもよいでしょう。
Q. 七回忌の香典を辞退された場合はどうすればよいですか?
施主から「香典は辞退します」と伝えられた場合は、無理に渡す必要はありません。代わりにお供え物(3,000円〜5,000円程度のお菓子や花)を持参すると丁寧です。辞退の意向は素直に受け入れましょう。
Q. 七回忌と十三回忌を一緒にやる場合、香典はどうなりますか?
複数の法要を合わせて行う「併修(へいしゅう)」の場合、香典は1つにまとめて包みます。金額は通常の七回忌と同額で問題ありませんが、気になる場合は少し上乗せしてもよいでしょう。表書きは直近の法要に合わせます。
まとめ
- 七回忌の香典の相場は、親(父母)で10,000〜30,000円、兄弟姉妹で10,000〜30,000円、祖父母で5,000〜10,000円が目安
- 表書きは「御仏前」、水引は黒白または双銀の結び切り、墨は濃い墨を使用する
- 服装は略喪服(平服)で問題ないが、カジュアルすぎる服装は避ける
- 会食がある場合は食事代として5,000〜10,000円を上乗せする
- お供え物はお菓子・果物・花・線香が定番で、3,000〜5,000円程度が目安
- 欠席する場合は早めに連絡し、香典を現金書留で送る
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