一般的な葬儀はもちろんのこと、通夜式も告別式も行う家族葬は大げさすぎる。でも、火葬のみの直葬は行き過ぎかも…。
そう思った人には一日葬がオススメ!
一日葬の流れ、費用、注意するポイントを確認しましょう!
目次
一日葬とは
一般葬からお通夜を省略 小規模でもしっかり送りたい
一日葬とは通常の葬儀の段取りからお通夜を省略して葬儀・告別式・火葬を一日で執り行う葬儀の方法です。
家族葬は弔問をお断りして身内だけで行ういわば一般葬の縮小版。
基本的に通夜から火葬まで必要な儀式は省略せず、香典もお断りするので費用は思ったよりもかかる場合もあります。
直葬は儀式一切を省略して火葬します。
費用を抑える効果は絶大ですが、儀式を省略することに後ろめたさもあり、また時には親族に批判されることも。
そこでその中間となる一日葬が生まれました。
家族葬から更に通夜式を省略したもので、費用や手間をさらに抑えつつ、告別式はきっちり行うので、周囲の理解も得やすいのです。
そういう意味では家族葬の一つとも言えます。
費用は家族葬よりも安く、直葬よりも高い
通夜を省くのでその分費用は安く抑えられます。
おおまかに一般的な葬儀の5分の4から5分の3ほどになると言われています。
故人と過ごす時間も確保できる
遺族にとってはさしあたり必要な通夜の準備に追われないので、ある程度余裕を持って葬儀の準備を進めることができるでしょう。
また、直葬のように葬儀・告別式を省略することはしないので、じっくりと故人と最期の別れに向かうことができます。
注意!一日葬で気をつけるポイント
菩提寺がある場合は、通夜を省略しても大丈夫か確認する
菩提寺がある場合は、直葬と同様に菩提寺の意向を聞く必要があります。
通夜も大切な行事の一つなので、菩提寺によっては納骨を断られることもあるかもしれません。
減らない料金もある
実のところ、一日葬はそれほど費用減の効果は果たしていないという意見もあります。
確かに祭壇や棺など、通夜・告別式のほとんどのものは料金に日数は関係ないものばかりです。
肝心の式場使用料も前日からの準備が必要なので実質2日分支払うことも多く、結局のところ通夜振る舞いやその他の微量なコストが削減されるのみで、コスト減を疑問視する声も多いのです。(実際の家族葬プランと一日葬プランは単にグレードを下げているだけのところも多い。)
おさるくん