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早いもので今年もあと2日となりました。
今年も100日以上を東京以外で過ごしており、昨年に引き続きよく動いた年になりました。

3冊目の電子書籍出版

6月に3冊目の電子書籍出版しました。
まだ1,000冊程度しか売れていませんが、引き続き、新しい生き方・働き方の一例として興味がある方に少しでもお役に立てればと考えています。

個人で稼ぐ力: スモールビジネス起業のすすめ ウズウズ知恵の共有シリーズ (ウズウズ出版) 個人で稼ぐ力: スモールビジネス起業のすすめ ウズウズ知恵の共有シリーズ (ウズウズ出版)
板羽 宣人 ウズウズ出版

2015-07-13
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家族ノマドから単身ノマドへ

2017年の春に1ヶ月間ニュージーランドで家族ノマドを行いました。
息子が公立の中学校に通うということで、オークランド郊外に滞在をしました。
日本人が一人もいない中、はじめはとてもストレスを感じたと思いますが、すぐに親しい友だちもでき、無事一ヶ月間通いきったのは立派だと思います。
私と妻は普段通りに生活をするわけですが、1ヶ月間郊外で生活をするのは退屈で、途中で一人南島にノマドにでかけてしまいました(笑)
私たちが主に思い浮かべるニュージーランドの自然の景色は主に南島にあり、本当に行ってよかったと感じました。次回は妻と子も連れていきたいと思います。

そして、夏はどこへ行こうと話していたときに、ついにこの時が訪れてしまいました。
息子が、部活の合宿や、友だちと遊びたいと言い始めたのです。
いつかはこうなるかと思っていましたが、中2で来てしまいました。
「それなら、パパは一人で行ってくるよ」と2017年の夏は私ひとりで札幌に3週間滞在することになりました。

講演活動

札幌には何のツテもありません。
如何にして、つながりを作っていくか考えた結論が講演をするということでした。
交流会に出て、名刺交換をしても中々深いつながりにはなりませんし、会える人の数もしれています。
それならば、講演をさせてもらって自分のことを全部話して信頼してもらえば一気につながりを持てるのではないかと考えました。
そして、自分のことを興味を持ってくれる属性の人が集まっているであろうコワーキングスペースにメールでオファーを出しました。

よい返事が返ってこない中、ひとつのコワーキングスペースが「ぜひお願いします!」ととても前向きな返事をくれたのです。
それが、札幌の札幌シェアオフィス&コワーキングスペースカフェSALOONさんです。


3週間の間に3度の講演をさせていただき、普段はスペースを借りて仕事をさせていただきました。
札幌の隣の市の北広島市にあるコワーキングスペースLINKSさんも紹介いただき、そちらでも講演をさせていただきました。
また北海道大学では、例の大学生こけしちゃんと一緒に講演をさせていただきました。
こうして多くの方に知り合うことができ、おかげで充実した札幌生活を過ごすことができました。

これまで講演は依頼されたらやらせていただくというスタンスでした。
それが、自発的に行うことで、どんどんと広がりを見せました。
SALOONさんで講演を聞いてくれた方が、ぜひ地元の長野県佐久市でもやってほしいと、佐久市で企画をしてくれたり、北大で聞いてくれた方が、札幌市の男女共同参画センターの方で札幌の女性に話をしてほしいと企画をしてくれたりと、つながりがつながりを呼んで、列挙してみると今年後半だけでこれだけの講演をさせていただきました。

4月15日 WSWS出版 大阪市
8月3日 SALOON 札幌市
8月16日 SALOON 札幌市
8月19日 SALOON 札幌市
8月20日 LINKS 北海道北広島市
8月22日 北海道大学 札幌市
9月3日 iitoco!! 長野県佐久市
9月4日 Knowers 長野県松本市
10月20日 Knowers 長野県松本市
10月21日 えべや 長野県東御市
10月22日 iitoco 長野県佐久市
10月24日 那覇市&コザ信金 沖縄県那覇市
10月26日 スタートアップカフェコザ 沖縄市
11月9日 SALOON 札幌市
11月10日 LINKS 北海道北広島市
11月11日 札幌市男女共同参画センター 札幌市
11月12日 江別港 北海道江別市
11月13日 SALOON 札幌市
11月14日 SALOON 札幌市
11月15日 SALOON 札幌市
11月16日 SALOON 札幌市
11月17日 SALOON 札幌市
11月18日 SALOON 札幌市
12月2日 みんなの家 兵庫県丹波市
12月9日 naedoco 静岡県熱海市
12月15日 那覇市&コザ信金 沖縄県那覇市
12月16日 U&I 沖縄県浦添市

11月には札幌周辺で10日連続セミナーを開催したのですが、これはきつかったです。
やろうと思えばできるんだという自信にはつながりましたが、二度とやりたくありません(笑)
講演により全国で多くの方に知り合うことができ、新たなワークスタイルというかライフスタイルを築くことができたのが良かったです。

こけしちゃん卒業

昨年10月から広島から出てきた大学生のこけしちゃん。
隣に座って悩みながらも、無事ネットショップを立ち上げて運営をはじめました。
今では大卒初任給ぐらいの利益は出せるようになりました。
9月末で広島に帰り、今はネットショップを運営しながら、卒論を書いています。
もちろんのことですが、就職はせずそのままネットショップを運営していくとのことです。

コミュニティ

事業としては、あらたにコミュニティを開始しました。
いわゆる、オンラインサロン的なものです。
内容はfacebookグループで私に対して自由に質問ができるというものです。
講演をしてやりっぱなしで終わるのは無責任だと感じたのが始めたきっかけです。

手元供養店オープン

12月に7店舗目となるネットショップをオープンさせました。

私が起業してからずっと一貫しているのは思い出を形にするメモリアル事業です。
これまでは、出産祝いや結婚祝い、還暦祝などお祝いごとをメインにネットショップを立ち上げてきました。
今回はお亡くなりになった方の思い出を形にするという事業です。

店名のメモリーズインタイムは、実は、起業してすぐに個人事業として運営してた頃の屋号になります。
「思い出の時の中で」そうした意味を含ませて名付けました。
いつの間にか起業して12年の年月が過ぎましたが、ずっと同じ思いで事業を続けて来れていることが素直にうれしいです。

手元供養とは字の如く、自宅や自分のそばで供養することです。
今の時代、そしてこれからの時代、お葬式を簡易に済ませ、お墓を持たない方が増えてくることでしょう。
そうした需要にお応えするのが手元供養です。

遺骨ペンダントミニ骨壷ミニ仏壇など、自宅や身につけて供養することができる商品になります。
お亡くなりになった大切な方との絆をいつでも感じていたい、そんな想いを実現するアイテムを取りそろえています。

多様化する生活様式の中で、場所をとらず、そっと供養できる小さなスペースで故人を想う手元供養。
まだまだ小さな市場ですが、うちのメイン事業になるまでコツコツと育てていきたいと思います。

2018年

さて、2018年はどんな年にしていきましょう。
まだぼんやりとしか考えられていませんが、2017年に作った流れは大切にしていきたいと思います。
自分を開示して信頼を得て、全国・全世界に迎え入れてくれる場所を作れたら、これからの人生がさらに楽しいものになるだろうなと思います。
ですので、講演活動はもう少し続けてみようかなと思います。
で、講演を続けるなら、自分の知名度を高めないと主催者の方が集客に苦労することになるので、紙書籍での出版を目指してみようかなとも考えています。
事業としては、手元供養店を軌道に乗せることに注力することになりそうです。

この記事を書いた人

 

板羽 宣人

 

公務員から起業して、(株)ベビログという小さな会社を経営しています。Eコマース、電子書籍出版事業などWEBサービスの運営をメインにやってます。2011年から国内外で季節にあわせて家族で住む場所を変えて生活(ワーケーション)をしています。妻とイギリスへの高校留学中の息子の3人家族。
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