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昨日、私の叔父が自宅に遊びに来てくれました。
叔父は30代で独立し、旅行会社20年ほど経営しています。
ついこないだまで個人事業でありながら大手流通グループ「Iグループ」の福利厚生を一手に担っているという私が尊敬する人の一人です。
起業した私に何か話そうとしていましたが、息子が大喜びでじゃれつきとてもゆっくり話しができる雰囲気ではありませんでした。
そして、叔父が家に帰ってから電話をくれました。
そしてこんな話をしてくれたのです。
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誠実さだけは忘れたらあかん。
商売をしていたら、いいことも悪いこともある。
でもいいことも悪いこともずっと続くことはない。
良いときは人が周りに寄ってくる。
でも悪いときは驚くほど人は離れていく。
人間は自分が一番かわいい。自分のリスクをかえりみず協力してくれる人なんてほとんどいない。
商売を上手くやっていくには、そんな悪いときにどれだけの人が傍にいてくれる人間になれるかなんだ。
そして、そういう人間になるためには常に誠実さを忘れてはいけない。
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重い言葉です。
自分で言うのも何ですが、私の一番のセールスポイントは「誠実さ」だと思っています。
でも、仮に事業が上手くいきだし、天狗の鼻が伸びているときにこの「誠実さ」を維持できるかと聞かれると「はい」と確答できる自信ははっきり言ってないです。
「良いことがずっと続くことはない。」
「良いときにいかに誠実にいられるか。」
ここが大きなポイントになるんだと思う。
「常に誠実たれ」
これを忘れることのないように、ここにも記しておきたいと思います。

この記事を書いた人

 

板羽 宣人

 

公務員から起業して、(株)ベビログという小さな会社を経営しています。Eコマース、電子書籍出版事業などWEBサービスの運営をメインにやってます。2011年から国内外で季節にあわせて家族で住む場所を変えて生活(ワーケーション)をしています。妻とイギリスへの高校留学中の息子の3人家族。
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